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競技報告
【メダリストの松原は、普段のパッティングスタイルに戻したことが奏功】
第2日 競技報告:JGA 写真:Gery Kobayashi
前日4アンダーパー68の6位タイにつけていた松原大輔(朽木)が、この日7バーディ・1ボギーの6アンダーパー66をマークし、通算10アンダーパーでメダリストに輝いた。2番(パー5)で2オンしたものの、1メートルのバーディパットを外し、3パットのパー。前日もスタート早々に短いパットを外した苦い記憶がリフレインするようによみがえる。

そこでパッティングのストロークを変えた。前週は長嶋茂雄招待セガサミーカップに出場し、速いグリーンに対応するため「小さいストロークで、フォローで打つ感じを意識した」パッティングに変えていた。が、いくらメンテナンスの行き届いた利府ゴルフ倶楽部のグリーンとはいえ、男子ツ
アーのセッティングから比べると、遅い感じがするのはいがめない。そこでもとのパッティングスタイルに戻してみると、たちまちパットが入りだした。4番で2メートルのバーディパットを入れると、面白いように4、5メートルくらいのパットが決まりだし、6,8,10,12.14,15番と次々とバーディを奪って行った。

残り3ホールを残した時点で通算11アンダーパー。ここからはさすがにメダリストを意識してしまった。ドライバーが曲がり始め、16番はティーショットを左に、17番は右の斜面に打ち込むミス。17番は2打目が出すだけで50ヤードのアプローチをピンぴったりにつけて、ナイスパーセーブ。だが最終ホールは70ヤードの第3打を「力んで、グリーンオーバー」させてしまい、アプローチも寄らず4メートルのパーパットを外し、ボギーとした。

しかし「今日が完璧すぎないで、明日への課題を見つけられるぐらい」のほうがいいと最後のボギーも気にしない。これでメダリストを獲得。今年の日本オープン(10/16~19 千葉CC梅郷C)への出場権を早くも獲得できた。

そして明日からはマッチプレー。これまで2012年にベスト16まで進んだ経験がある。「以前はバーディを獲ると気持ちが舞い上がったが、ボギーを打っても引きずらないように、バーディを獲っても満足せず、貪欲にやりたい」と意欲的。第1回戦の相手は、古田幸希(東北福祉大学4年)。4ホールまでもつれ込んだプレーオフを勝ち抜いてきた相手だ。初戦から強敵と対戦するが、好調をキープしている松原がその壁を乗り越えるか、注目だ。

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