2014年度(第99回)日本アマチュアゴルフ選手権競技は10日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部でマッチプレー1回戦、2回戦を行い、ベスト8が決定した。梅雨前線の影響で終日雨に見舞われたこの日。マッチプレー1回戦は、メダリストの松原大輔(朽木)が古田幸希(十和田国際)に5and3で敗れる幕開けとなった。JGAナショナルチームメンバーの小浦和也(宮崎国際空港)と佐藤大平(神有)も1回戦で姿を消す波乱が起きる中、2012年大会ランナーアップの比嘉一貴(日本パブリック協会)、小西健太(東北福祉大)ら16名が2回戦進出。2回戦では、古田が岡崎錬(中部日本パブリック)を3and2で破ったほか、長谷川祥平(広島紅
葉)が金谷拓実(尾道)を2up、比嘉が井関剛義(交野)を2upで退けた。初優勝の期待がかかる小西の2回戦は、1回戦で竹安俊也(東北福祉大)を1upの接戦で下した石徳俊樹(広島国際)とのマッチアップ。このマッチは、両者譲らず勝負はエキストラホールにもつれ込む接戦の末、石徳が小西から19Hで勝利を収めた。この結果、古田、大野由真(四国アマ)、小木曽喬(富士C可児)、長谷川、比嘉、片岡尚之(シェイクスピア)、葛城史馬(中津)、石徳がベスト8に決定した。明日は準々決勝4マッチと、準決勝2マッチが18ホール・マッチプレーで行われ、ベスト4と決勝進出者が決定する。
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