女子ナショナルチームのメンバーで9月に軽井沢72ゴルフ東(入山/押立)で行われる世界女子アマチュアゴルフ選手権の日本代表チームにも選ばれている岡山絵里(大阪商業大学高校3年)が好スタートを切った。世界女子アマに向けて軽井沢72ゴルフ東でも7ラウンドを消化して調整も万全の状態。粘りの強い洋芝での練習でアプローチショットのバリエーションが増え、精度も高くなったという。そこで、今大会に向けてのテーマは「チャンスにつけたときのパットをしっかり決める」というものだった。自分のゴルフの調子がよく、バーディチャンスをかなり作れる自信があるのだろう。
その成果が、第1ラウンドのスタートホールでいきなり現れた
。チャンスではなく、ピンチをしのぐ形ではあったが、グリーンを外したあと、アプローチショットとパッティングでパーをセーブし、続く2番ホールのバーディにつなげた。
「いざ、スタートすると、ドライバーショットが安定せず、前半は苦しい展開でした。だから、パープレーでもよしとして、流れを乱さないように心掛けました。後半はドライバーショットも修正できたし、前半を我慢できたことで流れもつかめたように思います」。
12、13番といずれも3メートルのパットをしっかりと決めて連続バーディとし、さらに15番のチャンスも逃さなかった。
岡山にとっては、これが最後の日本ジュニアということになる。「獲りたいタイトルでしたが、とうとうラストチャンスになってしまいました。優勝したいし、できたら本当にうれしい。明日も60台で回って、スコアを伸ばしていきます」。
タイトル奪取を世界女子アマへのはずみにするつもりでいる。
|