JOCジュニアオリンピックカップ大会2014年度(第20回)日本ジュニアゴルフ選手権競技女子15~17歳の部は22日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コースで最終ラウンドを行った。通算11アンダーパーの単独首位でスタートした畑岡奈紗(翔洋学園高校1年)が前半1バーディ・1ボギーのパープレーとスコアを伸ばせずにいると、6打差2位につけていた勝みなみ(鹿児島高校1年)が前半で2バーディを奪い、畑岡との差を4ストロークと縮める。後半、徐々にショットを乱し始めた畑岡が12番でボギーを叩いたのに対し、世界女子アマチュアゴルフチーム選手権日本代表の勝が11、14番のバーディで畑岡に追いつくと、17番で勝がバーディ、畑岡がボギーを叩いて、ついに逆転。勝は最終18番もバーディで締めて、この日67のベストスコアをマーク。通算10アンダーパーでホールアウトし、逆転で初優勝を果たした。勝のJGA主催競技優勝は日本ジュニアが初めてとなり、9月の世界女子アマに弾みをつける嬉しい優勝となった。17番でもボギーを叩いた畑岡は、通算8アンダーパー。2打差の2位に終わった。通算4アンダーパーの3位タイには日本女子アマ優勝の蛭田みな美(石川高校2年)、永井花奈(日出高校2年)、工藤優海(麗澤高校1年)が入った。
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