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【高速グリーンに手こずったディフェンディングチャンピオンの室田淳】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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大会連覇、そして3度目の優勝を狙う室田淳は、惜しいバーディチャンスを何度も逸した。戦半を1アンダーパーで折り返した後、なかなかスコアを伸ばせずにいた。ショットはよく、1メートルから3メートルにつくのだが、このパットが決まらない。13番から立て続けに迎えていたバーディチャンス。逃し続けた。
「フラストレーションが溜って爆発しそうになった」という直後の17番(パー3)で4メートルがようやく決まった。さらに最終18番(パー5)でもバーディパットがカップに沈んだ。ラウンド終盤になって、ようやく高速グリーンのタッチがつかめたようだ。
こうなったら、連覇への道筋も見えてくるのではないか。室田に、そ
う水を向けると、こんな言葉が返ってきた。
「上がりの連続バーディは、もう“どうでもいい”って気分で打ったら入っただけ。明日からも、グリーンには手こずらされると思うよ。それに大会連覇なんて簡単にできるもんじゃない。2回優勝して、もう、いっぱいいっぱい。そんな大それたことは考えず、意識もせずに、ただこの難しいコースでどう自分のゴルフをするか、何ができるかに集中していきたい」。
目の前の1打の処理を丁寧に重ねていく。今年の室田は、静かにスコアを伸ばしていくゴルフを考えているようだ。
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