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【連覇がかかる室田淳がジワリと4位タイに浮上】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi Kentaro Shiba |
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3バーディ・ノーボギー。2日続けての69で通算6アンダーパーとスコアをのばして4位タイ。好位置に浮上したというのに室田の口から威勢のよい言葉は出てこなかった。
「手堅いゴルフ?うーん、スコアだけみれば、そういう言い方もありそうだけど、自分の中じゃ“こんなゴルフじゃダメだという思いの方が強いね。腰の具合が良くないし、パッティングときたら、もう最悪の状態。ずっと下降線をたどっていたけど、ここにきて、ついにどん底にいきついたみたいだもの。”OK“の距離につかないとバーディはとれない。自分にまったく期待を持てない状態でやっているゴルフだからね。優勝とか、連覇なんて考えられる状況じゃない。これ、本当の
ことだよ」。
では、ノーボギーに切り抜けられたのは、ショットが安定しているからだろうか。「まあ、そこそこには、ね。でもピンチだってあった。そこは、アプローチショットがうまく寄ってくれてセーブすることができた。堅実なゴルフに見えるのは、ラッキーなこともあってのうえだね。ビッグスコアは出ないよ」。
実をいえば、室田のラウンド後の話は、いつも、こんな調子で、うまくはぐらかされてしまう印象が強い。それというのも、順位とか目標スコアは考えずに、ただ自分のゴルフをするだけ。それが室田のスタイルであるからかもしれない。
勝負の流れ…そうしたことも室田は「感じたことも、考えたこともない」と気に掛ける素振りもみせない。ただ「今日は、いいゴルフができたなぁ…」とか「今日は内容のないゴルフになってしまったな」といった調子で、結果についてもかなり淡白なのである。
そんなわけで、もしかしたら…と考えたくなる。最終ラウンドに室田が「勝っちゃったね」という展開になりはしないか…と。
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