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JGA HOME
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【単独首位の倉本は「自分なりに良いゴルフが出来ている」】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi Kentaro Shiba |
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2日間、36ホールでボギーがひとつ。バーディが、12。倉本昌弘のゴルフだ。それでも、悔しがる。「ほんとなら(通算で)13、14アンダーパーはいけたのに…」この貪欲さが、選手たちを支えているのも事実だ。これでいい、満足と思った瞬間に、ゲームの流れは、自分から逃げ出してしまうからだ。「自分なりに、この2日間、いいゴルフしていると思いますよ。(36ホールで)短いバーディチャンスからの3パットのボギーが、ひとつだけ。それにグリーンを外して、アプローチで寄せてパーもひとつだけ。いいゴルフでしょう?」と言う。
確かに、アイアンショットの精度は、素晴らしい。第2ラウンドも、2番で3メートル。4番で3メ
ートル。8番で7メートル。10番で1メートル。12番で6メートル。気持ちいいほど、ショットが冴えている。確かに、あと2、3つバーディも獲れそうな気運だった。「惜しかったのは3番で、1メートルを外したことかな。13番で短い距離からの3パットで、流れがとまった」そこから、残り5ホールは、パーが続いた。
「あと2日間ねぇ」と苦笑いした。「もう(大きくスコアを伸ばすのは)無理でしょう。雨という予報だし。雨になれば、雨なりのゴルフをするしかないですからね。自分にとっては、雨は嫌じゃないですけど、ギャラリーのみなさんにとっては、嫌でしょう(笑)。でも、上位を見てごらんなさいよ。みんな雨で勝っている経験の選手たちばかりなんですからね。僕たち(-11の倉本と-10の奥田)が崩れれば、6アンダーパー、5アンダーパーの選手たちにチャンスがあるわけですから」と解説してくれた。その言葉の裏には、上位2人は、そう簡単に崩れませんよ、という含みを感じた。第3ラウンドは、この倉本と奥田が、どうゲームを引っ張っていくかで、流れが変わりそうだ。
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