2014年度(第24回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【通算-12で井戸木と倉本が首位タイに並ぶ】
第3日 競技報告:JGA    写真:Gary Kobayashi
Kentaro Shiba
田村尚之
2014年度第24回日本シニアオープンゴルフ選手権は1日、兵庫県の小野グランドカントリークラブ・NEWコースで第3ラウンドを行った。昨夕からの雨も最終組スタート前にはあがり、薄曇りの中で行われたムービングサタデー。しかし、上位陣は、厳しいホールロケーションに苦しめられ、なかなかスコアを伸ばせないもどかしい展開となり、優勝争いは混戦模様となった。

首位スタートの奥田靖己が2番でトリプルボギーを叩いて早々に順位を落とすと、4打差3位につけていた井戸木鴻樹が前半を4バーディ・1ボギーの33とスコアを伸ばす。井戸木は後半も2バーディで67をマーク。通算12アンダーパーで1打差2位につけていた倉本昌弘とともに首位タイに並んだ。3打差3位タイには大会3度目の優勝を連覇で狙う室田淳、今年の日本プロシニア優勝の尾崎直道がつけている。

上位陣がスコアメイクに苦しむ中、大きくスコアを伸ばしたのが今年プロ転向し、本選手権初出場の田村尚之。首位と10打差の28位タイでスタートした田村は、前半で4バーディを奪うと、後半も3つスコアを伸ばす。田村は、8バーディ・1ボギーの65のビッグスコアを叩き出し、通算8アンダーパーの5位に順位を上げて、優勝争いに名乗りを上げた。

首位スタートの奥田は、4バーディ・1ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの76でホールアウト。通算6アンダーパーの7位タイに順位を落として、第3ラウンドを終えた。

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