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【ホールアウト後の室田淳は最後までクラブハウスに残って入念に体のケア】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi Kentaro Shiba |
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最終18番(パー5)。フェアウェイの絶好のポジションから2オンを狙った室田淳。このショットをカラーまで運び、なんなくバーディフィニッシュとした。3日間続けての69でのホールアウトであった。通算9アンダーパー。トップの倉本昌弘、井戸木鴻樹とは3打差の3位タイという好位置で最終ラウンドを迎えることになった。
連覇がかかる最終ラウンドに向けて、どんな青写真を描いているのであろうか。
「あ、僕、そういうことは考えないの。考えても、その通りにいくことなんてないから。上にいる二人が強いからね。3打差は、きつい。ディフェンディングチャンピオンとしては、優勝争いに絡めたことで役目は果たせたと思う」。
そう言い残すとロッカールームへと姿を消した。もうひとこと聞きたくて出てくるのを待ったが、なかなか現れない。選手たちは、次々とコースを去っていく。30分、40分…。ようやく表れた。
「何か?え、待っていてくれた?トレーナーにマッサージしてもらっていたのよ。疲れを残したくないし、体のケアって大事でしょ」。
それだけで、もう質問することはなくなってしまった。口では諦め半分だといいながら、実は、逆転を狙っている。心に期すものがなければ、これだけ入念な体のケアはしないだろう。明日の天気予報は雨。これで6年連続の雨の最終ラウンドとなりそうだ。室田は、雨中戦に滅法強い。逆転劇が見られるか。
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