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【バースデイ優勝ならずの井戸木鴻樹は「風を読み切れなかった」】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi Kentaro Shiba |
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最終ラウンド最終組での倉本昌弘との対決。井戸木鴻樹は、7番ホールまでに3バーディを奪って通算15アンダーパーまでスコアを伸ばし、3打のリードを奪っていた。
「まさに、そこまでは自分でも信じられないくらい順調だったんですけどね…」8、9番で躓いた。8番の第2打は、追い風だと感じて、やや弱めにヒットしたショットが、そのままピンを大きくショートしてしまった。10メートル以上あるパット。2回ではおさまらなかった。3パット。続く9番では、逆風だと読んでピンをオーバーさせるつもりで突っ込んでいった。「そしたら、ピンどころかグリーンまでオーバーですわ。風が、巻いていたんでしょうね。そこから、風向きがわ
からなくなって、ショットに思い切りがなくなってしまいました」。
確かに、連続ボギーで井戸木にブレーキがかかってしまった。後半は全てパー。「自分で自分の勢いにストップをかけてしまいましたね。あとは、もう少しジタバタしたくても、そういうゴルフにはならなくて終わってしまいました」。
2012年大会(東名古屋・西コース)でも同じような展開があった。最終ラウンドの前半9ホールを終えたところで井戸木はトーナメントリーダーとなり、バックナインに入ったが、後半は足踏み状態になり、フランキー・ミノザの逆転を許してしまった。
「また、同じことをやってしまったなあ…という思いがあります。次にこういう機会があったら、こんどこそ、きっちり仕上げたいですね。また、頑張ります」。
優勝に一番近い位置に自分を引き上げながら、つかみ切れないもどかしさ。その思いは、2度目の今回の方が強く残ったようだ。
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