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Championship Report

競技報告

2014年度(第26回)エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権

【カナダが第1ラウンド大会最少スコア記録を更新する-9で単独首位。日本チームは9打差16位タイと出遅れ】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
Brooke Hendersun
2014年度世界女子アマチュアゴルフチーム選手権は3日、長野県の軽井沢72ゴルフ東(入山・押立)で第1ラウンドを行った。曇天の中でスタートしたこの日、単独首位に立ったのは、押立コースでのプレーとなったカナダ。世界アマチュアゴルフランキング(女子)2位の16歳、Brooke Hendersonこの日6バーディ・ノーボギーの66と、まさにエースとしての活躍を見せてチームを牽引。Augusta Jamesも3アンダーパーをマークし、チームスコアを9アンダーパーとした。カナダチームのスコアは2010年アルゼンチン大会でアメリカチームがマークした8アンダーパーを1打更新する驚異的なものとなった。2打差の
Brooke Hendersun
2位には大会3連覇を狙う韓国がつけた。8月に中国・南京で開催されたユースオリンピックのゴルフ競技で、個人の部初の金メダリストに輝いたLee,So-Youngが5アンダーパーをマーク。Choi,Hye-Jinも4バーディ・2ボギーの70にスコアをまとめた。5打差の3位につけたのはフランス。今年の全米女子オープンに出場したMathilda CappeliezとCeline Boutierが、69と71でホールアウトした。さらに1打差の4位タイにはインド、アイルランド、イタリアとなっている。

入山コースでのプレーとなった日本チームは、ホスト開催のプレッシャーからかプレーに硬さが見られた。先陣を切ってスタートした岡山絵里が3番から3連続ボギーを叩くなど1バーディ・7ボギーの78を叩くと、エースとしての活躍が期待されている勝みなみもアイアンショットに本来の切れが見られずボギーが先行する苦しい展開に。前半で2つスコアを落とした勝は、後半に取り戻すことができず、2バーディ・4ボギーの74。日本チームで一人気を吐いたのは、前回大会に続いて本選手権出場の松原由美。前半ショットの乱れに苦しんだがショートゲームで凌ぎ1バーディ・1ボギーのパープレーにまとめると、15番で2メートル、最終18番では3メートルのバーディパットをねじ込み、日本チーム唯一のアンダーパーとなる70でホールアウト。日本チームは、チームスコアイーブンパーで第1ラウンドを終え、カナダと9打差の16位タイとやや出遅れた。

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