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Championship Report

競技報告

2014年度(第26回)エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権

【ブルック・ヘンダーソンがけん引したカナダは、惜しくも初優勝を逃す】
第4日 競技報告:JGA 写真:Y.WATANABE / G.KOBAYASHI
通算23アンダーパーで単独首位に立ち初優勝に王手をかけていたカナダ。世界アマチュアゴルフランキング(女子)2位のブルック・ヘンダーソンは、その圧倒的な飛距離と巧みなショートゲームで、チームを牽引してきた。

そして迎えた最終ラウンド。ヘンダーソンは、この日も4番でバーディを先行させると、前半だけで4つスコアを伸ばす。しかし、獅子奮迅の戦いも、オーストラリアの猛追にあう。前の組でプレーするオーストラリアとの一騎打ちの中、ついにヘンダーソンも力尽きたか、後半を1バーディ・1ボギーのパープレーとスコアを伸ばし切れず、カナダの初優勝は霧散した。

それでも、ヘンダーソンは通算19アンダーパー。
2012年にリディア・コがマークした本選手権個人最少ストロークを5打更新する素晴らしいプレーを見せてくれた。「2位で少しがっかりした」ホールアウト後、心情を吐露するヘンダーソン。しかし、「でも、終わってみれば、素晴らしい1週間を過ごせましたし、チームとしても良い成績を残せたと思います」と、最後まで本選手権の主役の1チームでいられたことを喜んだ。

「オーストラリアは、実力のある選手たちです。トップ10の中の2人がメンバーですよ。信じられませんよね。今日のオーストラリアは、本当に素晴らしいプレーでした」と、優勝チームを称える。若干16歳のヘンダーソンは、次回メキシコで開催される本選手権で、リベンジを期す。

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