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Championship Report

競技報告

2014年度(第29回)アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権

【アメリカチームが通算-31で連覇に王手をかける。日本チームは25打差の33位タイに大きく後退】
第3日 競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe
Bryson DeChambeau(アメリカ)
Denny McCarthy(アメリカ)
アイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権は12日、長野県の軽井沢72ゴルフ東(入山・押立)で第3ラウンドを行った。快晴微風の絶好のコンディションとなったこの日、大会最多の15勝目を連覇で狙うアメリカが、押立コースでチームスコアを14ストローク伸ばす圧倒的な強さで通算31アンダーパーの単独首位に立った。チーム首位の原動力となったのは、ブライソン・デ シャンボー。ブライソンは、前半で4つスコアを伸ばすと13番から圧巻の6連続バーディでフィニッシュ。ブライソン1人で10アンダーパーを稼ぎ出すと、デニー・マッカーシーも67をマーク。2位のスウェーデンに3打差をつけて、明日の最終ラウンド
小木曽喬
に臨む。6打差の3位タイには6連続を含む9バーディを奪った世界アマチュアゴルフランキング13位のジョン・ラームを擁するスペインと、カナダがつけている。首位スタートのアルゼンチンは、アレハンドロ・トスティが7アンダーパーの64でホールアウトしたものの、マティアス・シィマスキーの1オーバーパーが採用スコアとなり、チームスコアを6つ伸ばすのにとどまって、通算24アンダーパーの5位に順位を落とした。

ホスト開催の日本チームは、押立コースをプレー。昨日、パッティングに苦しみ思うようにスコアが伸ばせなかった3人は、巻き返しを誓って1番ホールをティーオフしていった。しかし、今日もショットはピンに絡むものの、チャンスを決めきれない。小西健太と小木曽喬が1オーバーパー、小浦和也も3番でトリプルボギーを叩くなど3つスコアを落とし、チームスコアは2オーバーパー。3人ともオーバーパーを叩いてしまった日本チームは、通算6アンダーパーの33位タイと大きく順位を落とした。目標の3位入賞も絶望的な状況に追い込まれた日本チーム。明日は得意の入山コースでのプレーとなるだけに、プライドをかけて一矢を報いたいところだ。

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