IGF JGA
JGA HOME

Championship Report

競技報告

2014年度(第29回)アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権

【若手の成長が著しいスウェーデンが3打差2位に】
第3日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
Hannes Ronneblad
MarcusKinhult
Adam Blommes
首位を走るアメリカに3打差の通算28アンダーパーで第3ラウンドを終えたのはスウェーデン。3人のメンバーは、全員ティーンエージャーという構成で、王者アメリカに食らいついている。

「朝は緊張しました」ハンネス・ロンネブロードは、1日を振り返る。その言葉通り、前半は1バーディ・1ボギーと停滞していた。しかし、後半に入るとビヨン・イングストームキャプテンの驚きのプレーを見せた。10、11番で連続バーディを決めると、13番(パー5)でもスコアを伸ばす。そして終盤は15番から4連続バーディでフィニッシュ。

「ハンネスが後半で7つもスコアを伸ばしたのには驚きました」と目を丸くするプレーに、本人も幼い笑顔を見せる。「私たちは自分が何をすべきかわかっています。良いチームですし、僕たちは若い。自信を持ってベストを尽くし、優勝を狙います。僕たちはこの場所に優勝をしに来たのですから」という強気の言葉は、彼の若さゆえのものではなく、心から勝という信念を感じさせる響きを持つ。「チームは若手ですが、明日の目標は最低でも10アンダーパー。入山コースは得意ですし、チャンスがたくさんあります」とイングストームキャプテンもメンバーの勢いを信じて疑わない。

王者アメリカに挑む、若手中心のスウェーデン。最終ラウンドで両チームがバーディを奪う合う熱戦を繰り広げるだろう。

その他の記事はこちら
戻る