「全米オープンに行きたかったので、関西オープンは休んで、最終予選に備えた」という李京勲が目論み通りに通算8アンダーパーの2位タイで本選出場権を獲得した。
第1ラウンドは、5バーディ・4ボギーで3位タイの通過圏内につけると、後半のラウンドもスタートから連続バーディを奪うなど4つスコアを伸ばし、一時はメダリストも狙える順位に。最後の9ホールで1バーディ・1ボギーのイーブンパーに終わり、惜しくも1位通過は梁に譲ったが、それでも堂々の2位タイ通過に胸を張る。
「得意なアイアンショットに、パットが良く入って噛み合ってくれた」と笑顔の李。全米オープンは「テレビで少し見たことがあるだけ。とにかくラフが深くてハードコンディションというイメージ」と夢見た舞台には、戦々恐々だ。しかし、「初出場ですが、30位以内を目指したい」と大きな目標を立てて、勇躍、夢の舞台に臨む。
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