2015年度(第100回)日本アマチュアゴルフ選手権競技は8日、兵庫県の廣野ゴルフ倶楽部と小野ゴルフ倶楽部で第1ラウンドを行った。
午前中は昨夜の雨が残ったものの午後からは晴れ間も見えた両倶楽部で、218名の選手が100回記念大会の優勝を目指して、ティーオフしていった。
日本を代表するトップアマチュアたちが集った本選手権は、好スコアが期待されたものの、国内屈指の難コースとして知られる廣野ゴルフ倶楽部と小野ゴルフ倶楽部は、容易に攻略を許さず、大混戦の幕開けとなった。廣野ゴルフ倶楽部をプレーした選手では、杉山知靖(中央学院大)と佐藤太地(シェイクスピア)、金谷拓実(尾道)の3人、小野ゴ
ルフ倶楽部でプレーを行った選手では勝俣陵(玉川)と蓮見篤(駒澤大)、特別承認で出場のYung-Hua Liu(チャイニーズタイペイ)がそれぞれ3アンダーパーでホールアウト。首位タイに6人が並ぶと、1打差の7位タイに9名、更に1アンダーパーの16位タイには10名とアンダーパーをマークした選手が26名に及んだ。全米ミッドアマチャンピオンで今年のマスターズにも出場したScott Harvey(アメリカ)は1オーバーパーの43位タイ、大会連覇を狙う小木曽喬(富士C可児C)は2オーバーパーの59位タイとやや出遅れた。
明日の第2ラウンドは、引き続き廣野ゴルフ倶楽部と小野ゴルフ倶楽部で行われ、第1ラウンドで廣野ゴルフ倶楽部をプレーした選手が小野ゴルフ倶楽部、小野ゴルフ倶楽部で第1ラウンドをプレーした選手は廣野ゴルフ倶楽部で競技を行い、上位64名のマッチプレー進出者を決定する。
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