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Championship Reports
競技報告
【メダリストの村山は流れを作れずHarveyに3and2で敗退】
第4日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
メダリストの1人、村山駿は順当に2回戦に進出。日本オープン最終予選の出場資格がかかるベスト16入りを前に、全米ミッドアマチュアチャンピオンのScott Harveyとのマッチに臨んだ。先手を取ったのは、Harvey。3番で村山がボギーを叩いて1up。5番ではバーディを奪って、村山は2upと差を広げられる。しかしここから、村山の逆襲が始まった。6番バーディ、7番はHarveyのボギー、8番を村山がバーディを決め、3ホール連続奪取で、前半を1upのリードで終えた。「前半は、相手のティーショットがラフに入ったり、自分のショットも悪くなくて、リードを奪えました。このまま後半も…」と、日本オープンに向け
て一気にリードを広げにかかった村山の足をすくったのは、パッティングだった。村山が10番で3パットのミスでボギーを叩いてオールスクウェアとなると、12番でHarveyが1up。13番も3パットのミスでリードを広げられ、3and2で2回戦敗退となった。

「勝てるチャンスがなかったわけではない試合展開でした。相手のショットも悪くて、ラフからのセカンドショットが多かったのに対して、自分はフェアウェイから。だけど、いかんせんパッティングが…」と苦い表情の村山。全米ミッドアマチャンピオンと対等に渡り合う潜在能力は見せてくれたが、「やっぱり、相手はパッティングが上手かったですね。試合の流れの作り方も…」と、要所で確実にパッティングを決めて流れを作ったHaveryとの自我の差を勝負のポイントだったと振り返る。

「今年が最後の日本アマ。これまでやってきた練習の成果は、技術的な面でかなり出せたと思います。あとは、メンタルとマネジメントですね。大学4年間でずっと課題に感じていたことです。ストロークプレーでは、しっかりと自分のプレーが出来ていましたが、対戦相手と目の前で戦うマッチプレーでは、もう一歩、足りないと感じさせられました」この日本アマで十分な手ごたえを感じたのは事実。その一方で、これからに向けての課題も突き付けられた。この結果が光明になるのかどうかは、これからの自分次第だが、2013年の日本学生優勝からの2年間、苦しみの中でも前を向いて練習を積み重ねてきた村山なら、明るい未来に続く扉に手をかけたきっかけにするに違いない。

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