準々決勝に進出した社会人はHarveyと植本健介の2人だけ。JGAナショナルチームU-17に名を連ねる金谷拓実と対戦した植本は、金谷から一度もリードを奪えず、3and2で敗れてしまい、石徳に敗れたHarveyとともに社会人は準々決勝で姿を消すことになった。
植本は、準決勝進出をかけた1戦を「自分の球が散ってしまった」と悔しがる。それに加え「疲れました…」と5日目となる日本アマでの激戦に疲労困憊となってしまい、「金谷君はパッティングが上手いです。強いですね」と脱帽するしかなかった。金谷が3番で1upすると、6番は植本が取り返しオールスクウェア。10番で金谷が再び1upのリードを奪うと、そこ
からは金谷のペースとなり、3nad2で植本の日本アマは終わりを告げた。
ベスト8に終わった植本だが、「100回大会の日本アマ。ここまで進めるとは思っていなかったので、良かったですよ」と充実感をにじませる。「これで、来年のシードも獲れましたし、良かったです」と笑顔で廣野ゴルフ倶楽部を後にした。
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