2015年度(第100回)日本アマチュアゴルフ選手権競技は13日、兵庫県の廣野ゴルフ倶楽部で36ホール・マッチプレーによる決勝戦と18ホール・マッチプレーでの3位決定戦を行った。台風9号の影響から強風が吹き荒れた最終日。史上最年少優勝記録更新がかかる金谷拓実と中島啓太の決勝戦は、序盤から金谷がリードを奪う。1、2番と連続で奪取した金谷は、その後も中島につけ入る隙を与えず、前半を終えて8upの大量リード。後半、逆転を信じて必死のプレーを続ける中島だが、22ホール目に9upまでリードを広げると、その差を縮めさせず、27ホール目に金谷がバーディを決めて決着。金谷は10and9で中島を下し、第100回記念大会で2004年に李東桓が樹立した17歳92日の最年少優勝記録を更新する17歳51日で日本アマ初優勝を果たした。なお、優勝の金谷は、10月15日から18日の4日間、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部・東コースで開催される第80回日本オープンゴルフ選手権の出場資格が付与された。
石徳俊樹と坂本雄介で争われた3位決定戦は、前半で2upのリードを奪った石徳が終始リードを守り、坂本を3and1で下し、昨年大会4位のリベンジを果たした。
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