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JGA HOME
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| | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 | |
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【いよいよ明日開幕】 |
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大会前
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競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe |
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2015年度(第48回)日本女子オープンゴルフ選手権が10月1日、石川県加賀市の片山津ゴルフ倶楽部・白山コースで開幕する。石川県では初開催となる本選手権。名匠の誉れ高い佐藤儀一氏の設計による同コースは、自然の丘陵地を活かした砲台グリーンとアリソンバンカーが特徴の難コースとして知られる。
ディフェンディングチャンピオンのテレサ・ルーは、昨年のリコーカップ、今年の日本女子プロゴルフ選手権に続く、メジャー4勝目と連覇がかかるが、「体調は良いですけど、ゴルフの調子はあまり…ドライバーが」と苦笑い。「フェアウェイが狭いし、ラフだと木がかかってくるので難しいです。グリーンも小さいですし」と、勝負のカ
ギを握ると言っていたティーショットに不安を抱えるが、「難しいコースだとやる気も集中力も出ます」と力強い言葉。過去、大会連覇は樋口久子ただ一人。それだけ困難な道を進むテレサだが、その視界は明るいようだ。
イ・ボミの独走が続いている賞金女王レース。日本選手最上位の3位につけている上田桃子にとっては、少しでもイとの差を詰めたいところだ。さらには、来年に控えたリオ五輪に向けてひとつでもロレックスランキングを上げたい上田にとっては、世界トップランカーが出場する今年の本選手権で初優勝を狙うのは当然だ。しかし、昨日のプロアマ大会終了後には、ショットの違和感に苦悶する表情がみられた。一夜明けて、開幕前日の指定練習では、「コースの中でスウィングのことを考えないように。その方がミスしても許容範囲に収まってきたので、絶好調ではないけれど、戦える状態にはなってきている」と、徐々に復調の手ごたえも感じている。第1ラウンドのペアリングは、イ・ボミとチョン・インジ。「ペアリングには恵まれたので、ラッキーかなと。2人ともドローヒッターですし、テンポも良くプレーできると思う。上手い選手と回る方が自分のモチベーションも高いし」と望むところ。「優勝争いは、最後の時にとっておいて。最初から駆け引きをするようなコースではないので。最終ラウンドもこのままのペアリングで出来たら」と、まずは、心を落ち着かせてティーオフしたいと静かに語った。
その上田とのプレーで初めての日本女子オープンを戦うチョン・インジ。今年の全米女子オープンチャンピオンのタイトルを引っ提げての参戦に、注目が集まる。今年5月のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで日本ツアー初出場初優勝を果たして以来の日本のファンに姿を見せたチョンは、一回り体が大きくなった印象。「少し太っただけ」と苦笑いを見せるが、「トレーニングも一生懸命にやっている」と、メジャーチャンピオンの隠れた努力をのぞかせる。片山津ゴルフ倶楽部・白山コースは「セッティングの難しさはメジャーのように感じる。グリーンが小さく、距離も長く、風も吹いてグリーンに乗せるのが難しい。全米女子オープンや全英女子オープンにも出場して、距離が長いと感じましたが、日本女子オープンはそれと比べても短いとは感じない。セッティングは難しい」と、警戒感を強めたよう。今、最も旬な選手ともいえるチョン・インジが、この難コースでどんなプレーを見せてくれるのか。
また、2011年全米女子オープン優勝のユ・ソヨンも本選手権初出場。「フェアウェイは広いですが、ランディングポイントがバンカーとバンカーの間で狭いことが多いので、ティーショットが重要になってきます。あとは砲台グリーンで距離も長いので、ユーティリティーを上手く活用することが出来る選手がバーディチャンスを生み出せると思います。ただ、コースがどれだけ難しくても、バッティングが優勝を決める一番の要素であることに違いはありません」と、コースの印象を語る。今年、USLPGAツアーでは常に上位に顔を見せるものの未勝利のユ・ソヨンだが、「ヨーロピアンツアーと韓国ツアーでは優勝しています。この試合で勝てれば、3つの異なるツアーで優勝できたということになります。それが自信になって、USLPGAツアーでの勝利につながると思います」と、モチベーションは高い。「ナショナルタイトルは、どれも非常に重要な大会ですし、日本でもとくに重要なこの大会に出場できることを光栄に思います。素晴らしいコンディション、セットアップなどを見て、日本の選手が勝ちたいと思う理由がわかります」と、初めての日本女子オープンを評する。「今まで、全米女子オープン、カナディアン女子オープン、チャイナレディースオープンのナショナルオープンで3回優勝しているので、ここ日本でもナショナルタイトルを是非、獲りたいと思います」最新のロレックスランキング4位の実力者は、そういって、タイトル獲得の意欲を見せた。
2015年度(第48回)日本女子オープンゴルフ選手権は、上記の選手の他にも宮里藍、宮里美香らUSLPGAツアーを主戦場とする日本選手、ロレックスランキング6位で2014年エビアンマスターズ優勝のキム・ヒョージュ、同ランキング32位の李美香、33位のペク・キョジュンら世界ランカーが出場します。4日間72ホール・ストロークプレーで争われる本選手権を是非、ご観戦ください。皆様のご来場をお待ちしています。
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