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| | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 | |
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【賞金シード確定を狙う柏原明日架の青写真】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe/JGA |
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予選会から本選手権への出場権をつかんだ柏原明日架。実質的なルーキーイヤーでレギュラーツアーとステップアップツアーの掛け持ち出場で、ここまでステップアップツアーでは賞金ランキング1位の座をキープしている。レギュラーツアーには、17試合の出場で獲得した賞金は1084万6千円で58位にランクされている。賞金シードは上位50人に与えられる。柏原がシード権を掴むには、もうひと踏ん張りが必要だ。
高額賞金の本選手権。柏原は、この舞台で一気に“当確”を狙っている。そのためには、どうすればいいのか。
「このコースは難しいホールが多い。だから目標スコアを設定したゴルフでは、ボギーにしたときに必要以上に焦
ってしまう。そこで考えました。目標スコアを設定せず、1ホール、1ショットに集中していく。その積み重ねがトータルになる。そういうゴルフに徹しようと思います」
日本女子オープンへの思いも、微妙に変化させたという。「これまでは、アマチュア時代から通じて、日本女子オープンは特別な試合という思いが強すぎました。日本女子プロゴルフ選手権のとき、メジャーということを意識せずに、他のトーナメントと同じ気持ちでプレーするようにしました。そしたら、普通にできた(36位タイ)ので、この大会も特別視しないで臨むことにしました。意識すると、いい結果がでない。それが自分のこれまでのパターンでした。今大会では、違うパターンの自分に期待したいと思います」
1アンダーパーで迎えた最終18番。このホールは「パー5だと思ってプレーする。キャディともそんな話をしてきました」。第2打をレイアップしてのアプローチショットはグリーン奥のエッジにこぼれた。5メートルの下り。柏原は、これを決めてガッツポーズを繰り出した。
「感覚はバーディー奪取です。まだ第1ラウンドが終わったばかりですけど、この大会では、自分はどんなゴルフができるのか、それを観察するつもりでプレーしたいと思います」
シード当確へ、絶好のスタートを切った。
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