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| | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 | |
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【鈴木愛は昨年大会のリベンジに燃える】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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鈴木愛の日本女子オープンには、昨年の苦い思い出がある。首位タイで迎えた最終ラウンドに76と崩れ、5位に終わった。「自滅というか、自分のゴルフが全然できなかった。それが、何よりも口惜しい」というのが、昨年のコメントであった。実は、昨年最終ラウンドには、もうひとつ反省しなければならない出来事があったという。
「あの日、寝坊してしまったんです。目覚まし時計が鳴っているのに気付かず、母に電話で起こされました。いつもなら出かける40分前に起床して、出発の準備や朝食を済ませてコースに向かうのですが、あのときは20分で準備して、焦ってコースに向かいました。朝から生活のリズムを崩して、それがプレーにも響
いてしまったように思います」
その反省から、今年は目覚まし時計を2個用意して大会に臨んできた。
リベンジを期しての第1ラウンド。10番からのスタートでピンチの連続だった。グリーンを外す場面が目立った。それをアプローチショットとパッティングでカバーし、パーを重ねていった。我慢していると、いいことがある。18番で188ヤードの第2打にユーティリティクラブ(22度)を使って4メートルにつける。初めてのバーディチャンスであった。これを決めてバーディを先行させた。後半にターンした1番パー5ホールは7番ウッドで2オンさせての連続バーディ。さらに5番(パー3)でもバーディを加えて、この時点で3アンダーパーとしたが、7番のボギーで結局2アンダーパーでのフィニッシュとなった。
「私は、ドローボールが持ち球だったのですが、今年は、フェードボールも練習して、ホールによって打ち分けられるようになりました。それが自分の成長したところだと思います。それと、バーディ狙いでショートサイドを積極的に攻めていくゴルフを心掛けています。そうすると、グリーンを外したときに難しいアプローチショットが残ることが多くなります。そこで、ショートロブショットをしっかり練習してきました」
第1ラウンドにピンチをしのぎ続けた後にスコアを伸ばせた背景には、そうした技術的な成長も潜んでいた。
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