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| | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 | |
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【プロデビュー戦のささき しょうこが4位タイで第3ラウンドへ】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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今年のプロテストに合格したばかりの、ささき しょうこにとって、この日本女子オープンが実質的なデビュー戦だった。合格後、ステップアップツアーには3試合出場経験があるが、ツアーに出場したことはなかった。
ささき しょうこ。本名は漢字で佐々木笙子と書くのだが、“笙子”では呼びにくいかもしれない。覚えにくいかもしれない。そこで、わかりやすく“ささき しょうこ”で登録した。本名の佐々木笙子なら、覚えているゴルフ通がいるかもしれない。実は2011年の日本ジュニアゴルフ選手権競技に当時中学3年生で初出場し、12~14歳の部で優勝し、若き大型プレーヤーとして注目された経歴がある。
このとき取材した
中で記憶に残っている話がある。9歳でゴルフをはじめ中学生になると男子プロの地区オープン競技に出場するようになった。その中のひとつである京都オープンで2年連続男子アマチュアを抑えてローアマチュアに輝いている。
中学3年生時にはドライバー平均飛距離270ヤードを誇る飛ばし屋に成長していた。成長期には、ラグビー選手だった父親の方針でウエイトトレーニングを避け、自分でキャディバッグを担いでのゴルフも禁止されていた。そのため、日本ジュニアにも中学3年になるまでエントリーしていなかった。成長期に一区切りついた3年時には、3キロのダンベルを持ってのシャドースウィングで、さらに飛距離を伸ばした。同時にジュニア競技への出場も解禁されたということであった。
プロテストは一発合格。日本女子オープンには予選会からの挑戦で出場キップを手に入れた。
第1ラウンドはパープレーの72。そして第2ラウンドには10番からのスタートで13、15、16番とバーディを重ね、通算3アンダーパーにまでスコアを伸ばしてリーディングボードを駆け上る勢いをみせた。後半は西日の眩しさでリズムを崩し、長くなった影でパッティングのラインを読み切れずに1バーディ・3ボギーとしたが、通算では1アンダーパーでのホールアウトだった。
「前半のスコアで終われればよかったと…というは思いはありますが、昨日よりひとつスコアが良かったことに満足することにします。第3ラウンドは、今日よりもいいスコアで、最終ラウンドは、さらに良いスコアでプレーできるように頑張ります」
168センチの鍛えられた身体、思い切りのよいスウィングからのパワフルなショット。残る2日間が見ものである。
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