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| | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 | |
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【「テーマどおりのゴルフ」で香妻琴乃が3位に浮上】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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16番(パー5)でのダブルボギーはあったものの、香妻琴乃の第2ラウンドは「テーマどおりのゴルフができた」ことで、16番以外は4バーディを奪っての通算2アンダーパーでのホールアウトとなった。
「テーマ」というのは「このコースはグリーンに上がるまではドタバタさせられることも覚悟しておかなければならない。その乱れをグリーン上にまで引きずることなく、パッティングに新たな気持ちで集中する」というものであった。
4バーディのうちにはショットで決めたホールもある。それよりも、1パットのパーに切り抜けたホールのことを香妻はポイントにあげた。13番で3メートル、14番では5メートル近いパーパットを決
めた。2番でも、また5メートルを決めてパーにしのいだ。
パットに集中できるようになった事情もある。昨年から腰痛に苦しめられてきた。「スウィングへの影響もありますけど、グリーン上でもラインを読むためにしゃがんだり、そこから起き上がるときに“よいしょ”という感じなんです。もちろん声には出しませんけど、それでリズムを崩したり、集中できなかったりするんです」
今シーズンも中盤までは、その状態が続き、賞金ランキングもここまで63位と低迷してきた。腰痛が薄らいだ後半はトレーニングやマッサージを抑えめにして、練習不足と感じていて不安材料になっていたショット、パッティング練習に時間を割くように切り替えた。ここにきて、ようやく復調への手応えを感じるようになって迎えた日本女子オープンであった。
「腰痛から完全に解放されることはないでしょうから、とにかく、現状で自分のベストをつくすしかない。で、この大会で自分ができることを考えたら、テーマが浮かんできたんです」
第3ラウンド以降も、香妻は、このテーマを貫き通すという。
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