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| | 日本女子オープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 | |
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【ローアマチュア争いは勝みなみがトップに浮上】 |
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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7メートルのスライスライン。スタートの1番(パー5)で2オンさせていた勝みなみは、イーグルパットを迎えていた。「ラインはわかっていましたけど、入らなくてもバーディは固いから読んだラインに積極的に打ってやれ」と、強気にストロークした。ボールは、きれいにライン上を転がり、カップに沈んだ。
その後は逆風が吹き付け、ボギーやダブルボギーとスコアを崩す選手が続出した3番(パー4)をはさんで6番まで丁寧にパーを重ねた。ところが7、8番と連続3パットのボギーにして1番のイーグルでの貯金を使い果たしてしまった。さらに10、11番の連続バーディで作った貯金を12、14番の3パットでまた吐き出す。そして15
番ではティーショットをバンカーに打ち込み、ユーティリティー3番での第2打をアゴに当て、バンカーから出ただけのラフというミスジャッジをやってしまった。このホールは結局ダブルボギーとスコアをロスした。
勝が、「今日はラウンド全体でみると、もったいない1日でした」と振り返った理由は、こうした内容のゴルフだったからだ。「15番のバンカーからのショットも“クラブを持ち替えようかな”と思ったのに、そのまま打ってしまって…。不注意ですよね」
3ラウンドは73。しかし、順位は11位タイに上がり、前日までローアマチュア争いのトップにいた新垣比葉が80と大きくスコアを崩したために勝がトップに立った。
日本ジュニア(15~17歳の部)、日本女子アマのタイトルを持つ勝が、日本女子オープンのローアマチュアになればアマ三冠を達成する。
「このコースでは、60台のスコアを一度もだしたことがないから、最終ラウンドには、それをやりたい。目標をそこにおいて、ラウンドします」
勝は、もったいなかった今日のことは忘れて、自分自身の立てた目標に向かって最終ラウンドに臨む。
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