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【3位のチョン インジは「明日はチャンスが十分ある」】 |
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第3日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.Watanabe |
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音もなく現れる刺客という言葉が、あてはまるのかも知れない。チョン インジのゴルフだ。決して絶好調ではない。爆発的なスコアを出しているわけでもない。むしろ平凡に近い、と感じてしまうほど存在感を感じないで、いきなり最終ラウンドの優勝争いの渦の中で輝く。ほんとうの強さは、むしろ彼女のゲーム展開を言うのかもしれない。第1ラウンドから71・73・71の通算1アンダーパー。いつの間にか、首位と3打差の3位に位置している。
「昨日よりも、今日、今日よりも明日、少しでも、いいゴルフ、いいスコアで回りたい」というのが、彼女の基本なのだという。
チョン インジの歩く姿も、まさに音をバタバタ立てて歩く感
じがない。その動きひとつひとつに、むしろエレガントさすら感じる。でも、ゴルフは根太くしなやかだ。「昨日まで、ドライバーが荒れていたんです。でも今日はそれが良くなってきて、だいぶ良いプレーができるようになってきました。バックナインは風が強くてタフでしたけど、4バーディが獲れているし、もちろん3ボギーは惜しいけれど、うーん、でも総合的にいえば、まずまずです。砲台グリーンでのアプローチとかが、まだ感覚的に掴みきれていませんが、明日は、チャンスが十分あると思っています。私は、プレーを愉しむということをいちばん大事にしているので、できればスコアを気にせず自分のゴルフをして、明日の最終ラウンドを楽しみたいと思っています」と言った。
この自然体が、彼女の持ち味だし、怖い存在だ。
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