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【菊地は72ホール目のボギーを悔やむ】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe |
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プレーオフ4ホール目で力尽きた菊地絵理香が、口惜しがったのは、プレーオフでの敗戦ではなく、72ホール目のウィニングパットになるはずだった4メートルを外してしまったことだった。
単独首位でスタートした最終ラウンドは、前半でバーディチャンスにつけながらも決めきれず、8番でボギーが先行。最終組でプレーをする柏原明日架に並ばれると、一時は柏原に首位を明け渡してしまった。しかし、2013年大会のリベンジがかかる菊地は、諦めない。プロ初優勝も経験し、たくましさを身に着けた菊地は終盤の16番でバーディを奪い、通算3アンダーパーで再びトーナメントリーダに躍り出た。17番(パー3)で菊地の目の前で柏原がト
リプルボギーを叩いた時、菊地の後を追うのは、2015年全米女子オープン優勝のチョン インジと、昨年のミズノクラシック優勝の李美香に変わっていた。
菊地は17番でしっかりとパーをセーブし、72ホール目を迎えたところで通算3アンダーパー。チョン インジと李美香が先に通算2アンダーパーでホールアウトしていた。最終18番ホールをパーなら念願の日本女子オープンのタイトルを手にするところだった。
「ラインはわかっていたのですが、打ち切れませんでした。最後に気持ちのこもらないパットをしてしまったこと。それで優勝を逃すことになったのが悔しい。自分の責任だし、やっぱり自分に勝ち切れなかったという思いが残ります。プレーオフに負け、最終ラウンドの自分にも負け。リベンジは、またおあずけになりました。不甲斐ないです」
ビッグタイトルは、その手の中からするりと逃げていった。
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