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| | 日本シニアオープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 |
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【夢の舞台と語る崎山は明日からの巻き返しを誓う】 |
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第1日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi |
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午前中(10番から)2回。午後(1番から)1回。これが現在、賞金王の崎山武志のフェアウェイキープだった。「ともかくティーショットが曲がってしまいました……。ここ最近、どうもドライバーがしっくりいかなくて……。ティーショットが悪いと、どうしても(グリーンを狙う)セカンドショットを無理してしまい、それがマネジメントを苦しくさせてしまうんですね。練習ラウンドで想定していたものも、試合では、当然微調整して変化に対応するんですけど、これだけドライバーが悪いと、グリーンへ向かって打つショットの、球足(転がり具合)も考慮してしまうわけですよ。まあ、それがゴルフなんですけどね」と崎山は語った。
11番で
バーディ先行。13番で、ダブルボギー。14番バーディのあと15番でボギー。さらに18番でバーディを奪ってイーブンパーで折り返した。不思議なことに、後半は、フェアウェイに1回しか留まらなかったにも関わらず、スコアは、2バーディ・1ボギーの35。崎山の強さが、こういうマネジメント、つなぎ方の上手さにあるのだろう。「このコースでは、何が起きるのか解らないですからね。風の強弱、方向。グリーンのスピードとホールロケーション。すべてが、何か起こっても納得するようなコースですから、いまの自分としては、4つあるパー5で、今日は3つのバーディが獲れていますし、悪いなりにもまずまずの出だしだと思っています」と言った。
崎山は、この11月下旬に米国のチャンピオンズツアーのテストを受けに渡米する。「シニアになったときからの夢だったんです。いやその前からですね。いつかアメリカで戦いたいと……。そのための準備もやっていますし、この公式戦(日本シニアオープン)も、もちろん勝ちたいですし。室田(淳)さんから、やっぱり公式戦に勝たなければダメだと言われていますし……。心が少し穏やかでないのは事実です。50歳以上のトップの試合。大きな試合で自分の名前を残したいと全員が思っているはずです。それは自分にとっても目標であり、夢です。ですから、この試合にきっちりと集中できていますから、残り3日間で挽回します」と語る。
第1ラウンドを終えて、崎山は、1アンダーパーと首位の加瀬に6打差出遅れた。このストローク差を賞金王が、どんなゴルフで縮めてくれるか楽しみである。
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