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【首位の加瀬は「気を引き締めながら穏やかにいきたい」】 |
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第2日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi Yoshitaka Watanabe |
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往々にして、ビッグスコアの翌日のプレーほど、難しいものはない。どうしても前日のイメージが色濃く残ってしまっているからだ。65で抜けだした加瀬秀樹の前半9ホールのラウンドを見ると、バーディが獲れないで苦しいプレーに見えてしまう。「いや、苦しそうに見えたかもしれませんけれど、意外に気持ちは楽だったんですよ。穏やかに行こうという気持ちが、ずっと維持できていましたからね。確かにバーディは、獲れなかったけど、それは結果ですから。いい感じが維持できているんです。まあ、それが9番のバーディに繋がったのかもしれません」と、本人の表情も、穏やかに話してくれた。悔いがあるとすれば、後半の11番での3パット。13、
15番でもボギーとしたことだろう。そんな重たいムードを一蹴してくれたのが、17番の3メートルを沈めるバーディパットだったという。
「昨日と比較して? うーん、ショットが捕まっていなかったんです。それを(途中で修正して)無理に捕まえようしたくなかったんです。この球筋で、少し逃げていく攻め方のほうが、このコースにも向いていると判断したからです。今日は、ホールロケーションもかなり難しい位置でしたから、手前から手前からという攻め方がいちばん適していると思ってね。確かに突っ込みたいなと思った場面もありましたけど、いま(まだ第2ラウンド)は、少し安全策のゲームでいいという判断をしました」敢えて反省点があるとすれば「ちょっと縦距離が悪くて、それの修正ですかね」と語った。
2位と1打差でトーナメントの半分が終わった。「気を引き締めながら、穏やかに」という自分自身のメンタル・ポジショニングに、変わりはないと語った。大会の試合展開の流れとしては、加瀬が少し足踏みしてくれたことで、大混戦になる、というスリル感が増した。
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