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| | 日本シニアオープンは、一般財団法人 上月財団の助成を受けています。 |
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【2位タイ浮上のウェセリンは「出だしの連続バーディで波に乗れた」】 |
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第3日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayshi Yoshitaka Watanabe |
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ポール ウェセリンは、2013年の日本シニアオープンが、初出場。その後、日本シニアツアーに出場し、すっかり日本での生活にも慣れてしまった。欧州ツアーで戦い、シニア入りした選手だけれど、もともとは「会計士になろうと勉強していた」という変わり種だ。「会計士の勉強もしていたし、忙しい日々を過ごしていたからね。20歳を過ぎたころだったかなぁ。プロ転向を意識したのは…」プロ転向が23歳。でも、いわゆるアシスタントプロから、クラブプロとしての生活からだった。ウェセリンといえば、32.5インチという、いまでは短いシャフトのパターを20年以上使っていることだ。「中尺とか長尺とかは、僕には信じられないよ。僕は、
一度も使ったことがないさ。パターの長さは、股下にしっくりと収まりやすく、両腕をだらりと伸ばしたときに、スッと構えられる長さがいちばんいいと思っているんだから」と教えてもらったことがある。
通算1アンダーパーでスタートした第3ラウンド。2、3番とバーディを奪い、9番も獲って33で折り返す。13番でボギーとしたものの、その前の12番、そして18番をきっちりとバーディとして、68でホールアウト。通算5アンダーパーで、2位タイで最終ラウンドを迎える。
「出だしの3ホールで、2バーディが獲れて、その勢いで波に乗れたと思う。そのあとは、ともかくトラブルを避けながら、まずはパーを目指すゴルフで、チャンスがあれば、というプレースタイルに変えました。室田選手と一緒の組だったけど、いままで何度もラウンドしているし、彼と回ると、とてもリラックスできるんですよ。素晴らしい選手であり、紳士でもあるので、今日は非常に楽しくプレーできました」と室田との相性のいいところもアピールしていた。
今年で3度目の日本シニアオープンだが「この大会は、いつもフェアウェイが狭く、ラフが深いので、飛距離が出なくても真っ直ぐ打つのが得意な自分には、ホントにあっていると思っています。グリーンのコンデションは、最高! だからパッティングの調子がいいんですよ(笑)。まあ、こういう風は、イングランドで慣れっこですしね。もともと僕は、低い弾道ですから、十分対応できています」といい「3度目の正直で優勝を狙います」と宣言してくれた。
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