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Championship Reports
競技報告
【高い集中力を見せた片岡も68とチームに貢献】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
片岡尚之には、10月からナショナルチームのヘッドコーチに就任したガース・ジョーンズから一つのタスクを達成するようにアドバイスを受けていた。「ゲームプランをしっかり確認すること」至極単純なこのアドバイスが、片岡の潜在能力を引き出した1日となった。

「これまで、ゲームプラン、コースマネジメントなどを意識することはあまりなかった」という片岡が、ガースコーチのアドバイスを受け、「打ってはいけない場所、ショットの組み立てをしっかり確認しながらプレーしました。それが良い集中力に繋がったと思う」と、話す通り、スタートから3連続バーディを決める。

7番(パー5)は残り260ヤードの2打目を3番ウッ
ドでグリーンに乗せてバーディを奪うと、9番も175ヤードのセカンドショットを7番アイアンで5メートルに乗せてバーディ。11番もバーディを奪った片岡が唯一大きなミスをしたのが13番(パー3)ティーショットをグリーン右のブッシュに打ち込み、3オン・2パットのダブルボギーを叩いてしまった。それでも集中を切らさない片岡は14番で2メートルを決めてバーディを奪い返す。

最終18番は日没も迫り、グリーンの傾斜も良く見えない状況になってしまって3パットのボギーフィニッシュとなってしまったが、7バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの68で松原とともにチーム戦暫定首位スタートの原動力となった。

「時々、クラブのロフトが立って入り、距離感が合わないホールがあったのが、もったいなかった」と、今日のショットの調子なら、もっとスコアが伸ばせたかもしれないと悔しさを見せるが、13番のダブルボギーにも「動揺することなく自分のペースでプレーできた」と、笑みも見せる。

39度を超える酷暑に苦しめられる選手が多くみられる中、「風も合ったので、涼しく感じられた」と、北海道の選手らしからぬ言葉は、それだけガースコーチのタスクに集中していた証だろう。

「明日も、今日ぐらいスコアを伸ばせるように。ゲームプレンを立てて集中していきたい」大事な何かを掴んだ片岡が、それを自分のものにすべく、明日のスタートを心待ちにしている。

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