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Championship Reports
競技報告
【得意のパッティングが決まらず苦戦のラウンドとなった金谷拓実】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
第100回日本アマチュアゴルフ選手権優勝、第80回日本オープンゴルフ選手権ローアマチュアをいずれも史上最年少記録を更新して手にした金谷拓実。

その快進撃を支えてきたパッティングが本選手権では冴えず、第1ラウンドは残り1ホールを残してサスペンデッドとなった時点で、2バーディ・2ボギーのイーブンパーとなっている。

8番ホールまでパーオンを続けながら、パットが決めきれずパープレーの金谷は、9番で5メートル、11番ではアプローチを寄せてバーディを奪う。しかし、「前半、ほとんどのホールでチャンスにつけていたのに、全部外してしまって、流れが悪くなってしまった」と2バーディにも不安を抱きつつプレ
ーを続けてきた金谷だが、その恐れが徐々にティーショットにも悪影響を出してしまう。14番でティーショットを左のブッシュに打ち込むと、15番では2打目をグリーンオーバーさせて連続ボギー。貯金をはたいてしまった金谷は、「今日は、なにもしてなくて…チームのメンバーに助けられた」と、肩を落とす。

しかし、「アイアンショットは距離感も合っていて、調子は悪くないのでパッティングが噛み合えばスコアを出せる気がしている」と、手ごたえは感じている。決めきれなかったパッティングも「今日は練習ラウンドと比べて、最終組の1組前のプレーでグリーンが結構荒れていて、ボールがきれいに転がってくれず、ラインが読みづらくなった」と、その原因もしっかりつかんでいるだけに、明日からのプレーに期待がかかる。

日本オープンでの疲れは残るかもしれないが、自身を鼓舞して明日の巻き返しを誓い、コースを後にした。

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