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Championship Reports
競技報告
【日本チームが逆転で26年ぶり9度目の優勝を果たす】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
松原ホールアウト風景
UAE(アラブ首長国連邦)で開催された第27回ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権は25日、UAE(アラブ首長国連邦)のYas Links Golf Clubで最終ラウンドを行った。

首位のチャイニーズタイペイと3打差の2位でスタートした日本チーム。優勝争いはこの2チームの一騎打ちとなり、最終ホールまでもつれる熱戦となった。

日本、チャイニーズタイペイ共に、最終グループでの独特の緊張感の中、なかなかスコアを伸ばせず、前半のハーフを、チャイニーズタイペイ26アンダーパー、日本が22アンダーパーで折り返した。

難易度が高くなる後半、風も強くなり、両チーム共に決め手
2位のチャイニーズタイペイチーム
3位韓国チーム
を欠いたままホールを消化し、15番終了時点で、チャイニーズタイペイが25アンダーパー、日本は23アンダーパーと、その差は2打差に。

迎えた16番、チャイニーズタイペイの採用スコアの2人がボギーを叩き、23アンダーパーにスコアを落とすと、日本は、片岡、松原がボギーとするも金谷が2.5mのバーディパットを沈め22アンダーパーにし、首位との差は1打まで縮まった。17番は、チャイニーズタイペイは全員パー、日本は、松原が3パットのボギーを叩くも、金谷が5mのバーディパットをねじ込み、片岡も2メートルのパーパットを沈め、1打差をキープ。石徳は、2オーバーパーでこの時点で不採用スコアが決定的になり、勝敗の行方は、18番へ。

トップの片岡は、1.5mのパーパットをねじ込みパーとし、この日1オーバーフィニッシュ。続く金谷も3メートルのバーディパットを決めきれずパー、2アンダーでホールアウト。3番手の石徳は、ティショットを右のブッシュにいれ、ボギー、この日3オーバーパー。日本は、石徳が不採用スコアになり、22アンダーパー。チャイニーズタイペイも3人がホールアウトし23アンダーパー。優勝争いは、最終組の2人に託された。

迎えた18番パー5。ここまでチームを牽引してきたチャイニーズタイペイのHan Ting Chiuは、ティショットを右のブッシュに入れてしまい、ピン手前4mに4オン。同組の松原は、ティショットをバンカー入れ、セカンドショットがバンカーのあごにあたり、3打目を270ヤード残してしまう。優勝には、最低でもパーが必要な状況下で、松原は、3wで会心のショットを放ちピン手前3mのバーディチャンスにつけた。Chiuはパーパットを外しボギーでホールアウト。松原はバーディこを奪えなかったが、このホールをパーで乗り切り、1オーバーでホールアウト。

通算22アンダーパーで日本チームはチャイニーズタイペイと同スコアで競技を終えた。優勝の行方は、最終ラウンドの不採用スコアによって決定される。日本チームは石徳の3オーバーパー、一方のチャイニーズタイペイはSan-Yi Luが5オーバーパーが不採用スコアとなり、日本チームの26年ぶり9度目の優勝が決まった。6打差の3位には韓国、さらに1打差の4位はシンガポールとなった。

なお、個人戦は、松原大輔が日本選手トップの通算9アンダーパー6位タイ。金谷拓実が通算4アンダーパーの12位タイ。石徳俊樹と片岡尚之は通算1アンダーパーの16位タイでノムラカップを終えた。

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