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[国際競技]
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【「優勝したい」松原の執念が最終18番のバーディにつながる】 |
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連日の猛暑に疲労が蓄積して上位陣のスコアが伸び悩む中、日本チームを牽引している松原大輔も第2ラウンドに続いて足踏みが続いた。
バーディを奪いたい2番(パー5)で2メートルのパットを打ちきれずパーとしてしまった松原。5番、6番で2メートルを決めて連続バーディを奪うも、7番(パー5)で2オンしながら1メートルのバーディパットを外してしまい3パットのパーと「今ひとつ流れに乗れなかった」と2アンダーパーの前半を振り返る。
松原のもやもやとした気持ちは、10番でピンチを呼び込んでしまう。95ヤードのセカンドショットをグリーンサイドのバンカー横の深いラフに打ち込むと、3打目はバンカー。このバン
カーショットは5メートルと寄せきれない。しかし、松原はこの5メートルをねじ込みボギーで凌ぐと、14番でバーディ。このまま一気に流れを掴んだかと思われたが、17番(パー3)で再びピンチを迎える。昨日の13番同様、左からの風を読み切れず、5番アイアンを手にした200ヤードのティーショットがグリーン右奥のバンカーに。このバンカーショットは「左足下がりのライで、落としどころにスプリンクラーが3つもあって…ちょっとアンラッキーにいってしまったらどうしようか…と、考えながら中途半端に打ってしまった」と、逆サイドのバンカーに打ち込んでしまう。結局、このホールでダブルボギーを叩いた松原は、この日1オーバーパーまでスコアを落としてしまった。
逆転優勝に向けて、これ以上は落とせない最終局面。18番(パー5)を迎えた松原は、心に期するものがあったろう。ティーショット、セカンドショットとマネジメント通りに運ぶと、グリーン手前30ヤードからのアプローチを1.5メートルに寄せてバーディフィニッシュ。「優勝したい」という強い気持ちが、最後の最後で松原を踏んばらせた。
「チーム戦では、チャイニーズタイペイと3打差。チームは伸び悩んだけれど、ストローク差を縮められたのは良かった」と、逆転優勝に望みをつなぐ値千金のバーディに胸をなでおろす。「明日は、チャイニーズタイペイはもちろん、上位陣はスコアを伸ばしてくると思う。自分も気持ちを切り替えて強い気持ちでプレーしたい」最終グループで優勝を争うチャイニーズタイペイとシンガポールと直接対決に臨む明日の最終ラウンド。日本チーム悲願の優勝に、いまいちどチームを牽引する覚悟を見せた。
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