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[国際競技]
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国際交流事業は(公財)ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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【順位を落とした勝は「明日は悔いが残らないように」】 |
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勝みなみ(鹿児島高校2年)も苦戦が続いている。これまでアジア太平洋地域での国際競技では日本代表としての力量を存分に発揮してきた勝も、初めてのリンクスには面食らう場面が多いようだ。入り組んだ傾斜とポットバンカーに代表されるハザード。これまで経験したことのない重く強い海風。神が造りたもうたリンクスの怖さは、勝の持ち前の攻めのプレーを忘れさせてしまった。「ティーショットは良かった」という勝は、1番(パー5)で狙い通りバーディを決めるも、続く2番(パー5)で2メートルのパーパットがカップにけられてボギー。4番も1メートルを外して、スコアを落としかけたが、7番(パー5)で6メートルを沈めて前半は1オーバ
ーパーで凌ぐ。
いつもの勝なら、後半に一気呵成に攻めのプレーを見せてくれるところだが、ここリンクスでは、易々とはいかない。10番でここまで好調だったティーショットを右にミス。折からの風にも流され、紛失球となり、アプローチも5メートルと寄せきれず、思わぬトリプルボギーを叩いてしまう。「10番ホールのトリプルボギーで気持ちが沈んでしまった。自分で自分を攻めてしまった」と言う勝は、ここから下り坂を転がるようにスコアを落としていく。11番でアプローチミス、12、13番は3メートルを決めきれずに、3連続ボギー。4ホールで6ストロークもスコアを落としてしまった勝は「1打1打を大切にプレーしようと心掛けたのですが…風とコースの難しさに慎重になりすぎて、攻めきれずボギーを続けてしまった」と表情を失くす。
それでも、「13番のボギーで、自分にプレッシャーをかけずに、決めたら迷わないこと、失敗してしまったらしょうがないと開き直った」と、15番(パー5)でバーディを奪い返して見せたのは、日本女子アマチャンピオンの意地か。この日の勝は、3バーディ・5ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの79でホールアウト。スコアはもちろんのこと、自分本来の攻めのプレーを最後までできなかったことに大きな悔いが残る1日となった。
「明日は最終日なので、悔いが残らないように。1度もアンダーパーを出せていないので、明日こそは…アプローチとパットを今まで以上に考えて、工夫しないと攻略できないので、特にそこを集中していきたい」世界各国のジュニアチャンピオンが集う本選手権。明日の最終ラウンドは、今年の日本女子アマチュアゴルファー日本一のプライドを賭けた戦いとなる。
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