サエキベではなくホオカベと読む松山英樹の後輩、明徳義塾高3年の佐伯部竜也が圧巻の66でリーダーズボードを駆け上がった。「今日はロングパットが入りました」と言うように、アウトスタートの1番でカップ左からの14メートルのロングパットを沈めてバーディ。そして4番でもバーディ。さらに6番から3連続バーディを奪い、前半をノーボギーの30、5アンダーで折り返した。後半も12番でこの日唯一のボギーを喫してしまったが、すぐに13番で獲り返して36のイーブンパーでまとめ、トータル66の5アンダーで単独首位に躍り出た。
「ティーショットが曲がってしまうので、短いホールは刻んでフェアウェイに置くことを意識しながらプレーしました」と、今日は自分が考えたコース攻略法を実行できたと言う。「パターは最近入っているので、明日はショットを修正して楽に回りたい」と、高校生活最後の年で後悔しないように己を奮い立たせる。
佐伯部の目標とする、2009年にこのタイトルを手にしている明徳義塾高出身の先輩、松山英樹に続くことができるか大いに注目だ。
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