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競技報告
【小斉平優和が最終ホールでダブルボギーを叩くも、2位に3打差をつけて優勝】
第3日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
小斉平優和(日本ウエルネス高3年)が第2ラウンドを3アンダー68で回り、通算7アンダーとして優勝した。最終ホール(9番ホール)を迎え、通算9アンダーまでスコアを伸ばしていたが、ドライバーで打ったティーショットは木の前に止まり、2打目は刻み、残り130ヤードの第3打はピッチングウエッジで打ったが、グリーンを大きくオーバーし、結局4オン2パットのダブルボギーとした。実は日本アマチュアゴルフ選手権では3日目を終えた時点では首位に並んでいたが、最終日は優勝を意識してスコアを伸ばせず、優勝とは2打差の3位タイに終わった。その反省から今回は優勝を意識しないようにプレーしていたが、最後の1ホールになって意識してしまった。「バーディを獲ろうとして無理に攻めようと思ってしまった」と反省する。それでも2位に3打差をつけての余裕の勝利だったが、「最後がダブルボギーで終わってしまったので、実感がない」と苦笑い。

昨年の日本ジュニアでは、優勝した篠優希と1打差の2位タイに甘んじていただけに、見事にその雪辱を果たした。今後は9月のセカンドクォリファイングトーナメント(小野東洋GC)に挑戦し、来年のツアー出場を目指す。最近は下半身強化のため、トレーニングを積み、ドライバーの平均飛距離は「290ヤード」と頼もしい。身長は180センチと新たな大型プレーヤーの誕生だ。来年のさらなる飛躍を期待したい。

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