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[国際競技]
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【ネイバーズ初出場の岡崎と池田は、試練のスタート】 |
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第1日
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競技報告:JGA 写真:Y. Watanabe |
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本選手権初出場の岡崎錬(福井工業大学附属福井高校3年)と池田悠希(秀岳館高校1年)。第1ラウンドはボギーが先行する厳しい展開にオーバーパーを喫し、チームに貢献することは出来ず、試練のスタートとなった。
岡崎は、「緊張というか、不安がありました」と出だしを振り返る。1、2番はパーセーブして無難なスタートを切ったかにも割れたが、3番(パー5)をプレーしているとき「アレッというか…しっくりこないというか」と心の不安がボギーに繋がり、「そのままズルズルといってしまった」と、悔やむ。「ティーショットが左右に散って、自信が持てていなかった」岡崎は、7番、9番、10番とボギー。それでも、前半の終盤から
徐々に気持ちもショットも落ち着いてきて、11番のバーディに繋がった。しかし、このバーディがこの日最初で最後のものになってしまった。「後半、流れも気持ちも抑えられて、良く耐えることが出来ましたけど、チャンスを決められなければ…」と唇を噛む。「コースマネジメントをしっかりできていれば…行ってはいけない場所に打ってしまったのが大きい。前半から空回りしてしまいました」と口惜しむ。
奮起が期待される明日は、「第1ラウンドでガツガツ行き過ぎた結果がボギーになってしまったと思います。今日、ショットは悪くないですし、あとはリズムだけだと思う。自分は、尻上がりに調子を上げるタイプですし、チームに貢献したいという気持ちは強く思っていますが、もっと自分らしいプレーをしないと。それが気持ちの余裕に繋がって」結果に繋がると信じている。「ゲームプランをしっかりすれば、ミスをしてもパーを拾える。明日からは、そこがポイント」と前を向いた岡崎。チームに貢献するために、個を大切にする。個が輝くことによって、チームに勝利を導くという真理を胸に、明日のプレーに臨む。
池田は、「緊張はしませんでした」と15歳とは思えない強心臓ぶりだった。それが池田の強みであり、高い技術とともに日本ジュニア連覇に繋がったのは間違いないところだろう。しかし、日の丸を背負うという責任は、そんな池田の強さを縛る不思議な縄となってしまった。4番(パー3)は174ヤードを8番アイアンでパーオン。7メートルのバーディパットを決めて見せたが、直後の5番でティーショットを右に曲げ、カート道路に跳ねた球はOBゾーンに消えていった。このホールで獲りトリプルボギーを叩いた池田は、徐々にスウィングを乱していく。「ヘッドの入射角が普段よりも上から入っていたように感じます。それで左へのミスが多くなってしまって…」9番から3連続ボギーを喫する。12番からは3ホールでバーディとボギーが交互にくる波の激しいプレーとなってしまった。
「イメージ通りの球筋を打てなかった。それで、怖いホールで逃げすぎてしまって」冷静な攻めのプレーが魅力の池田を行き過ぎた守りに入らせたのが、日本代表としての重みであるならば、まさに池田にとってもこの日1日は試練というしかない。「自分のアイアンショットは悪くありません。しっかりとマネジメントを立てて、ティーショットをフェアウェイに置ければ。アイアンはピンを狙っていける。それでバーディを量産したい」悔しさをかみ殺しながら、そう話した池田の心の芯は、まだ折れていない。池田には、日の丸の重責を力に変えられるだけの強さがあると、メンバーの全員が信じている。
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