男子日本代表選手の紹介
男子日本代表は、昨年の日本アマチュアゴルフ選手権で最年少優勝、日本オープンゴルフ選手権でも最年少記録でローアマチュアを獲得した金谷拓実(かなや たくみ)(広島国際学院高校3年)と、石徳俊樹(いしとく としき)(大阪学院大学4年)のノムラカップ優勝メンバー、岡崎錬(おかざき れん)(福井工業大学附属福井高校3年)、日本ジュニアゴルフ選手権12~14歳男子の部を連覇し国際競技初出場となる池田悠希(いけだ ゆうき)(秀岳館高校1年)の4名でチームを編成し、昨年大会2位に甘んじた雪辱を期します。 |
池田 悠希(秀岳館高校1年) 日本アマチュアゴルフランキング(男子):10位
昨年の九州中学校ゴルフ選手権春季大会・夏季大会で優勝し、日本ジュニアゴルフ選手権男子12~14歳の部で連覇を果たした池田 悠希(秀岳館高校1年)。 昨年12月更新の日本アマチュアゴルフランキングで10位となり、初の国際競技日本代表に選考されました。身長164cmと小柄ながら平均280ヤードの得意のドライバーショットを武器に思い切りの良いプレーと、試合展開を読むクレバーさをみせる池田。日の丸を背負うプレッシャーを自分の力に変える気持ちの強さも彼の魅力のひとつです。
石徳 俊樹(大阪学院大学4年) 日本アマチュアゴルフランキング(男子):5位
チーム最年長の石徳 俊樹(大阪学院大学4年)。 昨年は、ニュージーランドストロークプレー選手権を制したほか、日本アマチュアゴルフ選手権で3位、ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権では日本チーム26年ぶり9度目の優勝に貢献するなど充実した1年を過ごしました。卓越したショートゲームでスコアを作る石徳の落ち着いたプレーでチームに安心感をもたらすことでしょう。
岡崎 錬(福井工業大学福井高校3年) 日本アマチュアゴルフランキング(男子):13位
ユースオリンピックで初めて採用されたゴルフ競技の日本代表にも選ばれた岡崎 錬(福井工業大学福井高校3年)。 昨年は、トヨタカップジュニアゴルフワールドカップで個人優勝を果たし、日本チーム優勝の原動力となるなど将来の活躍が期待される選手の一人です。地元中部地区で開催される本選手権では、地の利を活かし、その才能を存分に発揮することが期待されます。
金谷 拓実(広島国際学院高校3年) 日本アマチュアゴルフランキング(男子):1位
2015年、その才能を開花させた金谷 拓実(広島国際学院高校3年)。 第100回日本アマチュアゴルフ選手権で史上最年少優勝記録を更新すると、日本オープンゴルフ選手権では並み居るプロフェッショナルゴルファーを相手に優勝争いの一角に食い込み、全体の11位でローアマチュアを史上最年少で獲得。UAEで開催されたノムラカップでは、石徳とともに優勝杯を手にしました。今年3月の全国高等学校ゴルフ選手権春季大会も制し、同年代を牽引する選手としての力を見せました。金谷の武器は、パッティング。豊富な練習量に裏打ちされた確かな技術は、いかなるコースコンディションでも光を失いません。3年連続でライバルの韓国の後塵を拝している日本チームの雪辱のカギを握る選手です。
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沿革 |
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日本・韓国・台湾の3ゴルフ協会は、ナショナルチームの選手強化と国際親善を目的に2000年まで日本と韓国、日本と台湾との親善競技を開催してきました。
その後、3協会間でアジアアマチュアゴルフ界を牽引するナショナルチームが互いに切磋琢磨する場を設け、アジア地域のゴルフ界の更なる発展に寄与するとの共通意識が生まれ、2001年から3協会の親善競技を「ネイバーズトロフィーチーム選手権」として国際公式競技に位置付け、3協会が順番にホスト国となり毎年開催されています。
なお、記念すべき第1回大会は日本がホスト国となり、千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部で開催し、団体戦で男子が優勝、女子が2位となりました。その後、日本チームは男子が2004年大会(宝塚GC・新)、2012年(OraCC・韓国)の3大会、女子は2004年(宝塚GC・新)、2005年(Sunrise GC・台湾)、2007年(三好CC)、2013年(軽井沢72東・入山)、2014年(SunriseGC・台湾)、2015年(OraCC・韓国)大会でチーム優勝を果たしています。
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開催コース紹介 |
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愛知カンツリー倶楽部(http://www.aichicc.jp/)
1954(昭和29)年に開場した愛知カンツリー倶楽部。 名匠の誉れ高い井上誠一氏の設計により、牧野ケ池緑地に松林でセパレートされた18ホールが展開されています。自然の地形を活かしたうねりのあるフェアウェイと大きなグリーンがショット、パッティングの両面で総合力を求める難コースとしてゴルフファンに知られています。過去には、日本オープンゴルフ選手権(1957年:小針春芳、1971年;藤井義将、2010年:金庚泰)、日本アマチュアゴルフ選手権(1960年:田中誠、1964年:中部銀次郎、2007年小林伸太郎)、日本学生ゴルフ選手権(1962年:小室秀夫、1986年:東良裕)などのJGA主催競技の他、関西オープンゴルフ選手権の舞台となっています。 |
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