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[国際競技]
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【石徳はチームトップのスコアも、「最年長がこれでは厳しい」】 |
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第1日
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競技報告:JGA 写真:Y. Watanabe |
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チームの先陣を切ってスタートした石徳俊樹(大阪学院大学4年)は、昨年から「体が自分の思う通りに動かせていなくて、試行錯誤している」という不安を抱えたままの本選手権を迎えていた。
スロースターターを自覚しているからこそ「先にボギーを打たなければ、アンダーパーでプレーできる」と話していたが、4番でアプローチをミスして、ボギーが先行する苦しい立ち上がりとなってしまった。続く5番では、「今日は、ティーショットが右に出てしまって…」と不安定なドライバーショットが露呈して連続ボギー。7番でチップイン、8番でもバーディを奪ってスコアを戻したが、9番でティーショットを右の池に打ち込みボギーと前半で1オー
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バーパーと出遅れてしまった。
「今の調子では、前半でボギーを打ってしまうと、スコアを戻しのが大変になってしまう」と、焦りが生まれたのか、ティーショットの不調に加えて、石徳の生命線でもあるショートゲームにも狂いが生じ始める。10番ボギーの後の、12番ではアプローチを3メートルもオーバーさせる石徳らしからぬミスでボギー。一時は3オーバーパーまでスコアを落としてしまったが、14番(パー5)でアプローチは5メートルと寄せきれなかったものの、これをねじ込んで後半初バーディを決めると、15番は残り77ヤードの2打目をウェッジで1メートルにつけ「理想的」と自画自賛するバーディを奪ってみせ、溜飲を下げた。結局、石徳は、4バーディ・5ボギーの73でホールアウト。苦戦を強いられているメンバーの中ではトップのスコアながら、オーバーパーの結果には、肩を落としていた。
「最年長でこのスコアは厳しいです」とチームをプレーでも牽引していかなければならない自身の立場から吐露された本音だ。「調子が悪いからといってスコアを作れないということは…特にパー5でバーディが1つでは、ダメですね」と口からこぼれるのは、反省の言葉。「練習では良いショットも打てているのですが、コースに出ると気持ち良く振れていない。もっと、楽にスウィングできればよいのですが…自分は理想が高いのかもしれません」と、自身のイメージと調子の差に苦しんでいる。それでも、「ティーショットは悪かったですが、パーオンは8回」とアイアンショットの調子は、悪くないのは光明か。「このコースはショットが良くないとスコアになりません。前半、1番から3番までがバーディを奪えるチャンスホールだと思っているので、そこで狙い通りしっかりとスコアを伸ばせれば、後は気持ちにも余裕が出てくると思う。調子は良くないですが、勝つにはアンダーパーを出していかないと」と萎えそうになる気持ちを必死に切り替えていた。
ティーショットの不安を払しょくし、切れのあるアイアンショットにつなげることが出来るか。チーム最年長としての責任を背負い、石徳は明日の巻き返しを誓った。
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