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[国際競技]
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【ショットの不調に苦しむ金谷と岡崎】 |
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第2日
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競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe |
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ショットの安定感を失い、スコアメイクに苦しんでいるのが金谷拓実(広島国際学院高校3年)と岡崎錬(福井工業大学附属福井高校3年)。
金谷は開口一番で「今日もショットが悪かったです。ティーショットで打ってはいけないところにいってしまい…アイアンショットもダメでした。
チャンスが無かった」とため息をつく。2番で下りスライスラインの5メートルを沈めてバーディを先行させたが、7番で2メートルを外してボギー。後半は、11番で5番ウッドのティーショットを左にミスすると、木がスタイミーとなり、4オン1パットのボギー。
14番は、ガース・ジョーンズコーチからアドバイスを受けて朝から重点的に練習
していたバンカーショットを1メートルにつけてバーディとしたが、15番で再びティーショットを木の後ろにつけるミスでボギー。この日は、2バーディ・3ボギーの73に終わり、「この調子では、なるべくしてなった結果」と首を垂れるしかなかった。ネイバーズトロフィーは、「小西先輩も出場されていて、自分も憧れていた大会」と強い思い入れがある。目標の一つに挙げていた大会をエースとして迎えることが出来た喜びはあるが、その責任も大きくなっていることも実感している。
「昨年、成績を残すことが出来て、少しずつ注目されるようになって。その期待に応えなくてはという気持ちもあって、今年は少し難しいかなと感じる時もあります」と、正直に胸の裡を明かす。「でも、自分のやることをやるだけ。そう思っています」と、徐々に周囲の期待と自分との折り合いもつけはじめている。「明日は、リスクを覚悟で勝負に出るしかありません。バーディスタートを決めること。これを第1目標にする」自分が出来ることを、しっかりと成し遂げること。金谷は、明日の1番ホールに賭けている。
岡崎は昨年、身体の成長とスウィングがフィットせず、苦しんでいた。いまだにその違和感は残り、ショットに本来の切れが戻っていない。この日も、練習場から持ち球のドローボールを放っていたかと思えば、擦り球も出る不安定さを見せていた。
それを解決できないままスタートした第2ラウンドは、ティーショットをラフに打ち込むとフライヤー、フェアウェイからのショットもグリーン奥にこぼしてしまう。「2打目の距離感が合いませんでした。グリーン奥に外すとアプローチが難しくなるのは、わかっているのに…」とスコアメイクに苦しんだ。「今朝からアイアンショットのつかまりが悪くて…それを意識していたら、しっかり打てたショットが悉くグリーンオーバーとなってしまって…悪い流れを断ち切ることが出来ませんでした」と1バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの7オーバーパーに終わったこの日のプレーを振り返る。「情けないです…」と目を伏せた岡崎だが、このままでは終われない。
「最後ぐらいは、自分らしい安定した耐えるゴルフをしたい。ボギーを打つことがあっても、ピンチになっても気持ちをしっかり切り替えていきたい」と、自分に言い聞かせていた。
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