2度目の日本ジュニアゴルフ選手権出場となる鈴木隆太(野田第一中学校3年)がイーブンパーにスコアをまとめて首位と3打差の3位タイと好位置につけた。
スタートの10番ホールで5メートルを沈めてバーディ発進を決めた鈴木は、13番でボギーを叩いたものの、その後は8ホールでパーを積み重ねる粘りのゴルフ。4番(パー3)で4メートルの下りフックラインをねじ込むと続く5番では左ラフから115ヤードの2打目をピッチングウェッジで「手応えがあった」とピンを刺す見事なショットで1メートルにつけて連続バーディ。この時点で2アンダーパーまでスコアを伸ばして首位に肉薄していたが、7番(パー3)で思わぬ落とし穴が待っ
ていた。
5番ウッドを手にして放ったティーショットは左にミス。アプローチも寄せきれず3パットでダブルボギーを喫してしまった。このミスから悪い流れに飲み込まれたのか8番でもパーオンを逃してボギーのピンチを迎えてしまう。それでも、アプローチとパットで凌いでみせた鈴木は「ダブルボギーの直後のピンチをしのげたのが大きかった」と最終ホールもパーをセーブし、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの71でホールアウト。2年前にはカットに終わった日本ジュニアで後半のラウンド進出はもちろん、優勝争いの一角に食い込んできた。
「後半はドライバーショットでフェアウェイを捉えたのは1度だけ」と振り返る通り、ピンチの連続もパッティングでパープレーに繋げた鈴木だが、しばらくイップスの症状に悩まされていたと告白する。昨年はその影響もあってか日本ジュニア出場を逃してしまい、「色々と試行錯誤をしてきました。グリップの仕方もクロスハンドにしたり…」と、苦しい日々を振り返るが、復調のきっかけは、自分でもよくわからないと苦笑いを見せる。しかし、パットの復調が得意のアイアンショットのキレを生み、今年の関東ジュニアでは2位入賞の成績を残している。「最近、成績もスコアも安定しています」と表情を崩す鈴木。「最後の日本ジュニア。コースマネジメントをしっかりして、通算でアンダーパーにしないと優勝は出来ないと思う」と、捲土重来を期す。
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