前日3アンダーパー68をマークして首位に立った竹内優騎(天神中学3年)は、この日は3バーディ・3ボギーのイーブンパー71で回り、通算3アンダーパーで首位を守った。
「ドライバーの調子は少し良くなってきたが、パットが昨日に比べて2打くらい悪かった」とスコアを伸ばすことができなかった。6番では15メートルから3パットしてボギーを叩いた。そのほかのホールでも短いパットも外すなどパットの調子が悪く、首位を堅持した割には浮かない表情だった。
先週行われた全国中学校ゴルフ選手権では5位タイに入る成績を収めており、調子自体はそんなに悪いようには見えない。ただ先週は「ドライバーの調子がよくて、パッ
トが入らなかった」だけの成績と、「ドライバー、アイアン、アプローチとみな少しずつ悪かった」という第2ラウンドの結果では、手ごたえが違うようだ。
最終ラウンドに向けても優勝について「自信はない。調子が良くないので一打一打真剣にやれればいいかな」と控えめだ。それでも2位に2打差をつけて、優勝に一番近い位置にいることに変わりはない。本部門では2015年大会5位タイ、2016年大会は2位タイと毎年のように優勝争いに絡んでいる。
昨年は第2ラウンドが雷接近のため競技を一時中断し、その後も天候の回復が見込めないため、サスペンデッドとなり競技が54ホールから36ホールに短縮された。もし、54ホールで挙行されていたならば違った結果になった可能性もある。昨年の悔しさを晴らすべく、最終ラウンドは悔いのないプレーをしてほしい。
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