長野未祈(麗澤高校2年)といえば、昨年の日本女子オープンの活躍が、まだ記憶に新しい。今年は、ここまで、あまりその名を目にすることがなくなっていた。「絶不調だったんです。ドライバーショットは曲がるし、パットも思ったようにストロークできなくてラインにも乗ってくれない状態でした」。
“でした”というのは過去形だから、そこからは脱したのだろうか。
「まだ胸を張って脱出しました、とは言えないんですけど、だいぶ調子を取り戻せました。全国高等学校ゴルフ選手権(26位タイ)と日本女子アマ(CUT)あたりが、どん底でした。現在は、パッッティングがよくなっていると思います。ドライバーショットには、まだ不安
がありますけど…。ええ、左にいきだすと、もう止まらなくなって…」。
1番からのスタートで、ドライバーショットがいきなり左に飛び出した。ここは、なんとかパーでしのいだが、続く2番でもやっぱり左に。2打目はバックスウィングでクラブが木に当たるような状況だった。不安なショットの連発であった。3打目は左ラフからでフェアウェイに出すだけ。30ヤードの4打目を2メートルに乗せてボギーパットを沈めた。
ここでスイッチを切り替えた。着ていたレインウェアを脱ぎ、思い切りよくフルスウィングすると、ボールはフェアウェイをとらえていた。ここからは、本来のゴルフを取り戻した。9、10番とショット、パットが噛み合って連続バーディ。12番をボギーにしたものの15、16番と再び連続バーディで2アンダーパーでのホールアウトとなった。
「なんだか、アンダーパー自体が久し振りのような気がします。第2ラウンドは、今日よりは天候もよくなるようなので、スコアも上向きにしたい。オーバーパーは打ちたくありません」。
ショットの復調とともに、自信も回復したようだ。
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