通算13アンダーパーで清水大成と首位に並んで最終ラウンドを迎えた櫛山勝弘(専修大学2年)。清水との直接対決となったが、「今日はドライバーショットが荒れてしまって」と1番でバーディを奪ってリードしたものの、その後は5番、6番で連続ボギーを叩くなど前半をパープレーとスコアを伸ばしきれず、清水の独走を許してしまった。
後半は、「清水選手との差はわかっていたので、攻めるしかなかった」と不調なショットに不安を抱えながら、必死に清水に食らいつこうともがくが、10番でボギー。14番から連続バーディも16番(パー3)でもボギーを叩いてしまい万事休してしまった。「今日は、ホールロケーションも厳しい位置にな
っていて…それでも攻めにいかなくてはいけなくて。グリーンを外したら、アプローチが難しくなる場所にいってしまった」とこの日71と1つしかスコアを伸ばせずに清水と3打差の2位に終わってしまった。
「この結果には、もちろん悔しさはありますが、今日の自分の調子では仕方ないと思いますし、清水選手が素晴らしいプレーをしていた。つけ入るスキがまったくなかった」と潔く勝者を称えた櫛山。「自分も悪いなりにアンダーパーでスコアをまとめることが出来た。今日のラウンドは、自分の成長に繋がると思う」と胸を張った。
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