2017年度(第50回)日本女子オープンゴルフ選手権が明日28日、いよいよ千葉県我孫子市の我孫子ゴルフ倶楽部で開幕する。
⚫第1ラウンドの組合せこちら (PDF)
⚫第2ラウンドの組合せこちら (PDF)
烏山城CCが舞台となった昨年大会は、記憶と記録に残るものとなった。その主役を演じきったのは、当時高校3年生の17歳、畑岡奈紗。本大会史上最年少優勝記録を更新し、史上初のアマチュア優勝を果たした畑岡は、その後プロ転向を果たし、USLPGAツアーに挑戦。ルーキーイヤーを世界最高峰の舞台で過ごしてきた。日本では予想もつかない長距離移動、厳しいコースセッティングに思うような成績は残
せなかったが、本大会前週のミヤギテレビ杯で史上最年少でツアー2勝目を飾り、不安も払拭。勇躍、大会連覇を目指して我孫子ゴルフ倶楽部に現れた。「ショットも引き続き良い感じで出来ているかと思います」と、自分の調子に自信を覗かせた畑岡は、「ラフは深いところもあるけれど順目ですし、スコアは出そう」とハイレベルでの戦いを予想している。第1、第2ラウンドは、昨年18番グリーンの表彰式でチャンピオンブレザーを来させてくれた2015年大会チャンピオンのチョン インジに決定しても、「予想はしていました。アメリカではホテル暮らしですが、インジ選手が自分の家を使ってと言ってくれて。実際には使っていませんが、嬉しかったですね」と公私共に気にかけてくれるメジャーホルダーとの直接対決を楽しみにしている。
一方のチョン インジも畑岡との組合せとなる明日の第1ラウンドを楽しみにしているという。「アメリカでも一緒に練習はしてことがありますが、試合では初めて。畑岡選手は先週も優勝されたので、今週はたくさんのギャラリーがいると思うし、また良い思い出を作れるようにしてきたい」と、お互いの健闘を誓う。今シーズンは優勝こそないものの、6試合でトップ3以内と優勝争いを続け、世界ランキングも6位につけている。世界トップレベルのチョン インジは、会場の我孫子ゴルフ倶楽部を「パー3が長く感じた。でも、他の選手から他のコースよりフェアウェイが長くて広いと聞いていて、自分もそう感じました。グリーンの状態も良いですね」と好印象を抱いたようだ。「ボギーの少ない試合をしたいと思っています。メジャーの試合は、コースが難しいセッティングになっているので、スコアの目標よりもボギーをなくしていきたい」と警戒は怠っていない。
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