2017年度(第82回)日本オープンゴルフ選手権は15日、岐阜県関市の岐阜関カントリー倶楽部・東コースで最終ラウンドを行った。雨の中行われた決戦は、通算10アンダーパーの単独首位でスタートした池田勇太が3番でダブルボギーを喫する不穏な立ち上がり。6、7番の連続バーディでスコアを戻したものの、9番でスコアを落とし、前半で通算9アンダーパー。一方、5打差2位タイにつけて池田とともに最終組でのプレーとなったアマチュアの金谷拓実は前半で3つスコアを伸ばし、池田に1打差に詰め寄る。
後半、ティーショットが不安定で再三に渡ってピンチを迎える池田だが、11番(パー4)で1オンに成功しバーディを奪って後
続を突き放しにかかる。しかし、15、16番の連続ボギーで通算8アンダーパー。金谷も12番のボギーで差を詰めきれずにいる中、出だし3連続ボギーを喫して優勝争いから後退したと思われた小平智が17番を終えて、通算7アンダーパーまでスコアを伸ばして池田と金谷を追い詰める。しかし、小平は18番でボギーを叩き、通算6アンダーパーで3位。金谷も17、18番でスコアを伸ばせず、通算7アンダーパーでホールアウトし2位で自身2度目のローアマチュアを獲得。
池田はショットの不調に苦しみながら終盤をパーで凌ぎきって、通算8アンダーパーでフィニッシュし、2014年大会以来となる本選手権2勝目を飾り、17人目の日本オープン複数回優勝を果たした。
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