イーブンパー2位タイグループにつけた井上貴弘(Kochi黒潮)は、この日スコアを伸ばせず74ストロークとスコアを2つ落とし通算2オーバーパーでフィニッシュ。それでも各選手のスコアが伸び悩む中、終ってみれば順位は単独2位と順位をそのままキープして明日の最終ラウンドを迎えることとなった。
この日2バーデイ・4ボギーの苦しい展開ながらも大崩れせずに済んだのはアプローチとパターだった。
「今日は我慢のゴルフが続きました。なかなかパーオンしないんで、昨日と同じように寄せで何とかしのぎました。シビアなパーパットも何回もありました」という井上は、昨日に続き、好調なアプローチとパターを武器に上位に踏み
とどまった形。
「昨日よりもパットも良くなってきているし、明日のポイントはやはりグリーンを外したときのアプローチとパット。明日もきっちり寄せて、しっかりしたマネジメントで挑みたい。」とこちらも明日の巻き返しを誓っていた。
「自分は今大会初出場なんで、ぜひ明日も頑張りたい。四国勢が強いところも見せていきたい」と話し、同じ四国地区でしのぎを削る谷本と最終組となった明日の最終ラウンドのプレーを楽しみにしていた。
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