2017年度(第22回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権は17日、熊本県菊池郡大津町にある阿蘇大津ゴルフクラブで最終ラウンドをおこなった。
昨日までとは一転、どんよりとした空に風が吹く厳しいコンディションの中でスタートとした最終ラウンド。各選手とも強風に悩まされスコアを伸ばせずに進む展開。首位でスタートした谷本伊知郎(高松グランド)は前半でスコアを5つ落とし、通算3オーバーパーでのハーフターン。一方、2位でスタートした井上貴弘(Kochi黒潮)は前半を苦しみながらもなんとか37で終え、谷本と並んで一騎打ちの様相で後半に入った。
後半では井上が伸ばせば、谷本も追いつき、また井上が再び
突き放す一進一退の展開が続く。14番(パー5)で井上がバーディを奪い2打差にすると、迎えた17番で谷本はティーショットを右の木の脇へ。ここはフェアウェイに出すだけのプレーでこのホールを痛恨のボギー。対する井上はきっちりバーディを奪い、最終18番を目前にして井上は4打のリードをつける。このまま井上が余裕でプレーするものと思われたが、18番では井上が第2打を左へOB。打ち直しの第4打もグリーンには届かずの5オン。ここで追いかける谷本には絶好のチャンスであったが、谷本も3打目のアプローチをショートしてしまい4オン2パットのボギーで万事休す。
井上は最終ホールをダブルボギーとするものの、そのまま3打のリードを保ち優勝。
見事に日本ミッドアマのタイトルを初出場で勝ち取った。谷本は昨年に続く悔しい2位タイに終わった。
2位タイには同じく通算7オーバーパーでホールアウトした三木一外(こんぴらレイクサイド)。四国勢の活躍が際立った大会となった。
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