昨日とはうって変わって急激に冷え込んだ熊本地方。風も強く吹きつけ、朝から各選手は難しいコンディションでのプレーを余儀なくされた。その中で、2位に4打差の大きなリードをつけて最終ラウンドをスタートとした谷本伊知郎(高松グランド)は、前半から苦しいゴルフが続いた。「自分は寒いのが苦手で今日は朝からショットが当たらなかった。体が全然回っていなかった」と前半を3ボギー・1ダブルボギーの41とし、昨日までの通算2アンダーパーから一気に通算3オーバーパーにスコアを落としてのハーフターンとなってしまった。その後半でもチャンスを作れずに4つのボギーを重ねてしまい、この日は81でホールアウト。通算7オーバーパー
の2位タイで終了した。「2年連続の2位タイは悔しい思いですね。でも5位以内に入ったんでまた次回に」さらなるリベンジを誓っていた。
同じく2位タイには三木一外(こんぴらレイクサイド)が入賞した。第1ラウンドを2アンダーパーでトップに立った三木は2日目に78と一歩後退したものの、この日を75でなんとか踏みとどまり、2位タイに滑り込んだ。それでも、3日間を振り返っては「自分の目標は優勝争いに絡むこと。結果的にそれが出来たと思うと嬉しい」と悔しい思いながらも、すがすがしい表情を見せていた。「5位以内に入れたんで日本アマでも頑張りたい」と次回以降の活躍が期待される。
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